FC2ブログ

映画に見る人物風景ーミサ(戸田恵梨香)とカツヤ(小柳友)- - 四季折々の草花のうつろい、オイラの弁当

映画に見る人物風景ーミサ(戸田恵梨香)とカツヤ(小柳友)-

戸田恵梨香

小柳友

ミサ(戸田恵梨香)とカツヤ(小柳友)

 ミサとカツヤについても映画は原作にかなり忠実だ。ミサとカツヤは一緒の大学ではないが、阪急沿線のあまり有名ではない大学にそれぞれ通ってる。カツヤはかなりイケメンで、ミサはカツヤのナンパにあって意気投合し、付き合ってまもなく男女の関係になり、今は半同棲状態である。
 
 カツヤはかなり粗暴な性質で、最初はそうでもなかったが、この頃は気にくわないことがあるとすぐにキレる。そんなときは人前でも当たり構わずミサを殴ったりする。しかし、イケメンのカツヤとデートしていると、みんながカツヤに注目し、そんなときはミサは鼻高々で別れることには躊躇がある。

 ミサは小林駅近くに、カツヤは神戸線沿線に住んでいて、ミサがカツヤの衣服の洗濯や身の回りの世話をするようになった。それならいっそのこと一緒に住もうとミサが提案し、ある日のこと、西宮北口駅周辺でマンションを探そうと電車に乗る。そこに、時江とその孫亜美、そして翔子が乗り合わせていたのだった。

 小林駅で翔子が降りた後、ミサが結婚式に純白のドレスを着て出席することは礼儀に反するこをカツヤに話しかけ、そんな常識を知らないカツヤを軽くなじると、電車の中であるにも関わらず、カツヤがキレてドアを思い切り蹴る。

 その様子に亜美が驚いて泣き出す。その亜美に「うるさいんじゃ、このガキ!」と罵声を浴びせるカツヤ。気分を害したカツヤは、「部屋探しはおまえだけでいけ!」といい捨てて仁川駅で1人降りようとする。追いすがるミサ。振り切られた拍子にホームに投げ出されるミサ。時江はそんなミサを介抱して傷口にバンドエードを貼りながら、ずばりこう言うのだった。

「下らない男ね。苦労するわよ。やめといたら」。

 時江のその言葉にそんな下らない男と付き合っている自分の惨めさに気づき、思いはカツヤと別れることに大きく傾くが、まだ最後の決心まではつかない。

 ホームでぼんやり放心していると、ミサの近くで女高生数人がキャッキャッと騒いでいる。悦子(有村架純)達である。悦子は年上の社会人の彼氏(悦子にいわせると犬によく似ているらしい)(玉山鉄二)と付き合っているのだが、その彼氏は社会人にもかかわらず相当のアホである。ワイシャツのタグが何かも知らなければ、そこに書かれた絹という漢字も読めない。そのアホさ加減を友達に面白おかしく話していると、友達が悦子にこう尋ねる。「もうやったん?」「まだや。そんなん無理にする言うたらすぐに別れる」と答え返す悦子。
 
 そんな話をほほえましく聞いていたミサは、悦子が自分よりもずっといい恋をしていることに気づく。そして、今度こそ本気でカツヤと別れようと決心し、時江に指摘された後「もうこりごりです。さようなら」と書き込んで保存したままにしていたメールを打ったのだった。

 カツヤは執念深い。ミサのアパートにやってきてはミサを殴り蹴りし、友達のところに身を隠せば探し当ててやってくる。そんなカツヤの横暴に耐えかねたミサは、幼馴染のマユミ(相武紗季)に相談し、空手部の副主将をしているマユミの兄、健吾(高橋努)の力を借りてやっと別れるのである。

 俺は相武紗季ちゃんが好きやなぁ。あの凛々しい顔立ちに似合わない優しい笑窪。そのアンバランスさがなんともいいね。この映画ではミサの幼馴染のマユミ役として友情出演してるけど、大杉漣のときにも書いたことやけどもっと役どころがあってもよかったよなぁ。

 原作では、マユミとその兄健吾の関係がユーモラスにほほえましく書かれてて、カツヤと別れたミサと健吾のこれからの有様に明るい兆しを感じさせているけど、映画ではそんなことを髣髴とさせる場面はなかった。これはちょっと残念やったな。

 カツヤと別れた後、神戸港でマユミがミサのビンタを張り「なぜもっと早く言ってくれなかったの!」となじりながらも2人して抱き合っておいおい泣く。それを健吾がにが笑いしながら見つめるんやが、こんなシーンは原作にはないけどこれはこれで面白かった。

 ところで、3人でカツヤを囲んで別れ話をした後、マユミがカツヤの携帯を2つに折ってガラスコップの水の中に放り込むシーンがある(原作にはない)けど、携帯ってあんなに簡単に折れるものなのかね。誰かやってみたことある? 1度試してみたいもんやな。

 小柳友という役者を観るんは俺は始めてのような気がする。ウィキペディアを開いたら、映画ウルトラマンゼロで主役を張ってたなんてことが書いてあった。そのほかあれこれの映画やテレビドラマなんかでチョイ役含めて結構あれこれ出てるみたいやな。

 原作では男陣の中ではワル役で1番キャラが立ってるけど、映画ではそんなに見せ場はなかったな。
これからの若手のホープいうことで期待しとこか。

 戸田恵梨香はウィキペディアを読んでると、中学時代に親友と「エビマヨ」いうお笑いコンビを組んで、将来、2人で吉本に行く約束をしてたことがあるとか、りょうと仲がよくて、「自分と似た感性を持っている。ちょっと世渡り下手なところがあって、放っておけない妹のような存在」などと言わしめてる。きっとその美形とは対照的な内面の持ち主なんかもしれん。俺は戸田恵梨香のような、どういえばいいか、典型的べっぴんさんというのか、クールなべっぴんさんというんはどうも苦手なんで、コメントは以上。 

            
            
関連記事

いい記事だなって思ったらポチっと応援をお願いします。
にほんブログ村 写真ブログ 植物・花写真へ にほんブログ村

コメント
非公開コメント

いい記事だなって思ったらポチっと応援をお願いします。
にほんブログ村 写真ブログ 植物・花写真へにほんブログ村

トラックバック
当サイトのテキスト・画像等すべての転載転用、商用販売を固く禁じます 
Copyright © 四季折々の草花のうつろい、オイラの弁当 All Rights Reserved.